AKB仁藤萌乃 最後の劇場公演で涙 同期メンバーも駆け付けた

[ 2013年4月23日 21:05 ]

仁藤萌乃

 AKB48の仁藤萌乃(20)が23日夜、東京・秋葉原で最後の劇場公演に臨んだ。

 今月6日に自身のブログで「区切りのいい日」と劇場デビューから丸5年となる同28日、日本武道館公演を最後に卒業することを発表していた。

 アンコールに入り、仁藤のソロ。2007年6月に卒業した星野みちる(27)の「ガンバレ!」を「(同年に)AKBに入ったばっかだったころ衝撃を受けた曲。私の伝えたい思いを込めて」とチョイス。途中、涙がこみ上げ、目頭を押さえた。

 さらに同期の5期生が駆け付けると(指原莉乃は別の仕事で来られず)、抱き合って別れを惜しんだ。絆を確かめ合うように、この夜最後の曲として「なんて素敵な世界に生まれたのだろう」を合唱した。

 最後に仁藤があいさつした。

 「AKB48の仁藤萌乃として、ここ(劇場)が原点で、5年間、AKBのことを考えなかった日は1日もありません。私はAKBを卒業するんですけども、芸能界を辞めるわけでもなく、また一から始めようという気持ちで頑張ろうと思っています。なので、1人の仁藤萌乃という人間として、これからも皆さんに応援してもらえたらなと思います」

 うまく言葉がまとまらず「えー、はい。(あいさつが)締まらない、締められない。なんでだろうね、ちょっとはね、名残惜しい気持ちがあるのかもしれません、この締められなさは」と笑いながら「だけど、そういうことも笑って許してくださる皆さんが、この劇場が本当に大好きです。今まで本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。

 卒業後は7月、昨年に続いてミュージカル「ピーターパン」(東京国際フォーラム・ホールCなど)に出演することが決まっている。第5回選抜総選挙(6月8日、日産スタジアム)には立候補していない。

 公演後、チームAのキャプテン・篠田麻里子(27)は自身のツイッターで「このメンバーでは最後のチームAになるかな、温かく見守る皆さんと珍しく緊張してたもえのちゃん。とっても温かい卒業公演でした!!」とねぎらった。

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2013年4月23日のニュース