メイサ、ママ初舞台!「巴御前 女武者伝説」殺陣魅せる

[ 2013年3月23日 06:00 ]

第1子出産後初の主演舞台で平安末期の女武者「巴御前」を演じる黒木メイサ

 女優の黒木メイサ(24)が第1子出産後初の舞台主演を8月に務めることが決まった。東京・明治座で上演される「巴御前 女武者伝説」(8月4~25日)で、美貌の女武者、巴御前を演じるもので、早くも「稽古が待ち遠しいです」と張り切っている。

 黒木が演じる巴御前は、平安末期の武将・木曽義仲(的場浩司)と一緒に育ち、抜群の武術の腕前の華麗な女性戦士。

 05、06年の主演舞台「あずみ」でクールビューティーな外見と切れのいい殺陣がマッチして話題となったが、今回の演出も同じ岡村俊一氏。黒木の起用理由について「巴御前の芯の強さや、深い愛情を表現でき、本格的な殺陣のできる女優さん。黒木さんのほかにいませんでした」と話している。演出については「源氏のハンサムウーマンと言われた巴御前を、美しく、スピード感のある殺陣とともにお見せしたいと考えています」としている。

 黒木は昨年9月に夫で歌手の赤西仁(28)との間に第1子となる長女を出産し、2月にNHK大河ドラマ「八重の桜」の撮影で女優復帰したばかり。04年の故つかこうへい氏の舞台「熱海殺人事件・平壌から来た女刑事」の主演で女優デビューしているだけに、舞台復帰についても注目されていた。

 もともと子供が好きだった黒木は、母親になって女優としても一回り成長した様子。「八重の桜」の現場では、関係者の間で「強さの中に優しさと柔らかさがますます加わったような感じ」といわれ、演技者としての幅を広げている。

 「歴史上の勇敢な女性を演じさせていただけることをうれしく思うと同時に、責任を感じます。共演者の方々と、この作品が素晴らしいものになるよう、たくさんの方に見ていただけるように頑張りたいと思います」と気合を入れている。

 ≪大河4・21登場≫「八重の桜」では、なぎなたの名手で、文武両道の才女として会津藩で広く知られた中野竹子役。今年2月12日に都内で行われたクランクイン会見では、出産前と変わらないスタイルで登場していた。4月21日の第16回から登場する予定。

続きを表示

2013年3月23日のニュース