富岡町の復興応援ソング「桜舞う町で」完成、配信中!

[ 2013年3月15日 06:00 ]

福島県富岡町の復興応援ソング「桜舞う町で」をレコーディングする普天間かおり(右)と村井敏朗

 東京電力福島第1原発事故で、警戒区域となっている富岡町の復興応援ソング「桜舞う町で」が完成した。

 ラジオ福島と、郡山市内にある富岡町生活復興支援センター内の臨時災害FM局「おだがいさまFM」が共同で企画。仮設住宅で暮らす住民から町の思い出を募り、これを元に2年前の震災当日、ラジオ福島に出演中だった歌手の普天間かおり(39)が作詞。浜通りの桜や美しい自然が思い起こされる作品に仕上げた。

 普天間は「北海道から沖縄まで全国に避難されている方が、この歌を聴き遠く離れたところからふるさとを思い起こしていただけたら。そして、福島のみなさんのひたむきな諦めない精神も、桜の木になぞらえて込めました」と話している。作曲はシンガー・ソングライターの村井敏朗(57)が担当。一般発売はせず、ラジオ福島のホームページから先着1万ダウンロードを限定配信中。

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2013年3月15日のニュース