秦佐和子 卒業決めた胸中語る「改めて声優の道を目指す」

[ 2013年3月8日 11:29 ]

3月いっぱいで卒業することを発表したSKE48の秦佐和子

 3月限りでSKE48を卒業することを発表した秦佐和子(24)が7日夜、ブログを更新し、改めて胸中を語った。

 今月いっぱいでSKE48としての活動は終了。急な卒業発表について「卒業のことは2月からずっとお話をしていたのですが、簡単に決められることもでもなく、結果的にこんなに日数が少なくなってからの発表となってしまい、申し訳ありません」と謝罪した。卒業の時期については「きっかけらしい何かがあったわけではないのですが、今想えばいつからか自分の中では決め始めていたのかもしれない」とコメント。

 秦は声優志望で、加入前に約1年半、声優養成所へ通っていた。4月から再び声優の勉強をするため学校に通う。以前はSKE48に在籍しながらの両立を考えていたというが、11年にテレビアニメ「AKB0048」の主人公9人の声優を決める最終公開オーディションに合格。声優の仕事を通して「自分の力不足、今のままでは声優になんてとてもなれないと言う現実をつよく感じていました」「持っていない才能の分をもう一度一から勉強し直して、改めて声優の道を目指すことを決めました」と決断の経緯を語った。

 チームK2の昇格と同時に歯列矯正を開始。歯列矯正は「声優になるには必要のないこと」だったが「この時、SKEでやっていく覚悟をしたのです」と振り返る。「舌やうち頬がえぐれ、血を流しながら握手会をしたのは今となってはもう良い想い出」と秦。SKE48を離れることになったが、「何度も後悔した歯列矯正も、もうすぐ取れるということも不思議なタイミングなのかな、なんて想います。やっとスタートラインにたてるかもしれません」と前を向いた。

 ファンに向けて「SKEでの一番の宝物の一つが皆さんとお会いできたことです。 いつか皆さんに一日に早くおかえりって言っていただけますように」と感謝の気持ちををつづり、「三月の終わりまで、残り少ない日々ではありますが、よろしくお願いします」と続けた。

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2013年3月8日のニュース