多忙のサム・メンデス氏「007」最新作の監督オファーを辞退

[ 2013年3月8日 13:14 ]

「007」シリーズ最新作の監督オファーを辞退したサム・メンデス

 超大ヒット作「007 スカイフォール」を手掛けた映画監督のサム・メンデス氏(47)が24作目となる「007」シリーズ最新作の監督を務めることはないと認めた。

 先月の英国アカデミー賞(BAFTA)ではシリーズ23作目となる「007 スカイフォール」が最優秀イギリス映画賞を受賞。「007 スカイフォール」は全世界で11億ドル(約1029億円)以上の興行成績を叩き出し、イギリス国内では歴代興行収入1位に君臨。長寿シリーズとなる同作に新風を巻き込んだことで絶賛されていただけに、次の最新作でも監督を務めるのではないかと噂されていた。

 しかし、サムは現在「チャーリーとチョコレート工場」や「リア王」など演劇方面で複数の仕事を抱えており、24作目となる最新作ではプロデューサー陣からのオファーを断らざるを得ない状況だという。

 サムはエンパイア誌に「次のボンド映画でも監督をして欲しいというマイケルとバーバラの惜しみないオファーを受けないという決定は本当に辛い」「僕のプロとしてのキャリアの中でも『007 スカイフォール』を監督したことは最高の経験だった」と語っているが、1年以上はスケジュールが埋まっている状態。しかし、将来的には「また彼らと一緒に働けたらと思ってるよ」と再びボンド映画に復帰する願望も明かした。

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2013年3月8日のニュース