千葉真一 日体大から半世紀ぶり卒業証書 体操で五輪目指すも中退

[ 2013年1月26日 15:40 ]

昨年7月の日体大のロンドン五輪壮行会に出席し、後輩の(左から)内村航平、鶴見虹子、田中理恵、山村光史を激励した千葉真一(中央)。

 俳優の千葉真一(74)が3月10日に母校・日本体育大から正式に卒業証書を授与されることになった。自身のブログで明らかにした。

 元祖アクション俳優として知られる千葉だが、実は体操でオリンピック出場を目指していた。

 1957年、日本体育大体育学部に入学し、体操部に2年間在籍。同級生は東京五輪(64年)跳馬金メダリストの山下治広氏で、ヘルシンキ五輪(52年)跳馬銀メダリスト・竹本正男氏に指導を受けるという、そうそうたる顔ぶれ。

 大学2年の時、練習中に着地に失敗し、腰を痛めた。このケガがきっかけになり、競技を続けることが難しくなった千葉は、東映ニューフェイスに応募して合格。59年、大学を中退して東映に入社。芸能界の道を歩むことになった。

 しかし、日体大との縁は切れず、昨年7月には同校の在校生・卒業生のロンドン五輪代表壮行会に出席。体操男子の内村航平(24=コナミ)体操女子の田中理恵(25=日体大研究員)らを激励していた。

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2013年1月26日のニュース