三吉彩花 茶髪もピアスも「イヤ」 16歳大器に新人賞

[ 2013年1月18日 06:00 ]

スポニチGP新人賞受賞の三吉彩花

 2012年(第67回)毎日映画コンクールの各賞が17日、決定した。将来性を感じさせる活躍を見せた若手に贈られるスポニチグランプリ新人賞には「グッモーエビアン!」の三吉彩花(16)と「桐島、部活やめるってよ」の東出昌大(24)が選出された。表彰式は2月7日、川崎市の「チネチッタ」で行われる。

 身長1メートル71。大器を予感させるのは、無論そのスタイルだけではない。

 印象的な漆黒の長い髪。今まで染めたことがないそうで「茶髪にして演じる役が限られてしまうのがイヤなんです。役作りで必要に迫られた時は染めます」。耳にピアス用の穴を開けていないのも「それこそ、お芝居の幅が狭くなってしまう。時代劇ができなくなるなら、全然開けようと思わない」とプロ根性は大変なものだ。あふれる情熱と強い気持ち。それはスクリーンからもにじみ出て、はつらつとした存在感を放った。

 演じたのは思春期真っ最中の中学3年生。元パンクロッカーで未婚の母(麻生久美子)、そのバンド仲間の男性(大泉洋)と家族同然に暮らし、自由気ままに毎日を送る2人に振り回される役どころ。親がわずらわしくてたまらない思春期ならではの難しい感情を、怒ったり、ふくれたり、にらんだりと表情をコロコロ変えながら表現した。

 「撮影当時、私も中学3年で反抗期だったので等身大で演じられた。セリフも共感できた。反抗期が終わった今、演じてと言われても無理です」

 母親と男性に向かって「このバカップル!」とタンカを切るシーンもあり「叫ぶお芝居をやったことがなかったので恥ずかしかった。でも殻を破ってやり切れた」と満足げに振り返る。賞を受けるのは初で「今までで一番、達成感のあった作品での賞。驚きと感激でいっぱいです」と喜びを爆発させる。

 小学生で芸能活動をスタートさせ、昨年3月までアイドルユニット「さくら学院」に所属。華のある存在感はそのステージで培った。今は女優に専念しており、今春には初の主演映画「十五の春 旅立ちの唄」も公開される。「たくさんの人に認められる女優さんになって、海外でも活躍したい。歌もダンスもやりたい。挑戦したいことばっかり」。開いたつぼみがどんな大輪の花を咲かせるか、楽しみだ。

 ◆三吉 彩花(みよし・あやか)1996年(平8)6月18日、埼玉県生まれの16歳。小学生時代から雑誌モデルとして活動。07年、テレビ朝日の連続ドラマ「オトコの子育て」で女優デビュー。フジテレビ「結婚しない」、映画「告白」などに出演。血液型B。

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