矢沢永吉 紅白の再出場を決断した2つの理由

[ 2012年12月21日 07:11 ]

紅白に出場する矢沢

 大みそかの第63回NHK紅白歌合戦(午後7・15~11・45)に、デビュー40周年を迎えたロック歌手矢沢永吉(63)が出場することが20日、分かった。

 紅白の再出場を決断した主な理由は2点。63歳になった今年は、40周年を大御所らしく華やかに飾るのではなく、新人歌手のように自分の足で全国を地道に駆け回ってプロモーション。テレビ、ラジオ、雑誌など受けた取材は約140媒体に上った。

 北海道から九州までまわり、ライブハウスツアーも展開。“挑戦の1年”を締めくくるには、自分のファンだけじゃない老若男女さまざまな人が見る「紅白」こそがふさわしいと判断した。

 また、3年前の出場時に「独特のいい緊張感を味わえた」ことも大きい。NHKは今年5月の東京スカイツリーでの初ライブ特番や、9月に40周年記念特番「矢沢永吉 63歳のメッセージ」を放送。この時のインタビュアーだった有働由美子アナウンサーが紅白で初の総合司会を務めることも、NHKにとっては功を奏したといえそうだ。
 

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2012年12月21日のニュース