宮里藍ショック…勘三郎さんと「一緒にゴルフもしたかった」

[ 2012年12月5日 14:16 ]

USLPGAツアー、フェニックス国際に出場した宮里藍(右)を激励に訪れた中村勘三郎さん(撮影:09年3月26日)

 女子ゴルフの宮里藍(27)が5日、自身のオフィシャルブログを更新。「偉大な開拓者。」と題したエントリーの中で、急性呼吸窮迫症候群のため同日に亡くなった歌舞伎俳優の中村勘三郎さんを悼んだ。

 初対面は約8年前。雑誌の対談で出会い、その後は互いの仕事を応援し合う関係を築いた。勘三郎さんは宮里の応援に米国に駆けつけることもあり、09年に米国女子ツアーで初優勝を飾った「エビアンマスターズ」でのキャップをプレゼントしたという思い出も。

 一方、宮里が勘三郎さんの歌舞伎を見に行ったときには「舞台から降りて私のところに来てアドリブをしてくださったり、本当にユーモアもあり、自分の信念を持ったすごい人だなぁとずっと思っていました」と懐かしんだ。米国で歌舞伎に挑戦したことにも、「大きな影響を受けた」としている。

 「もっともっと、色んなお話を聞いてみたかったです。一緒にゴルフもしたかったです」「とても大きな、偉大な開拓者を失った悲しみがいっぱいです」と沈痛。「勘三郎さんとの出逢いに本当に感謝しなくてはいけませんね。でも今は、本当にショックと悲しみ、悔しくて悔しくてならない気持ちです」と心境をつづっている。

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2012年12月5日のニュース