園子温監督 急死した若松監督の「遺志を継ぎたい」

[ 2012年10月21日 06:00 ]

映画「希望の国」の初日舞台あいさつに登場した園子温監督(前列右端)ら

 映画「希望の国」(監督園子温)が20日、公開初日を迎え、主演の夏八木勲(72)らが都内で舞台あいさつした。

 園監督は、17日に76歳で亡くなった若松孝二監督をしのび「遺志を継いでいきたい。燃える闘魂を(自分に)注入したい」と沈痛な表情。映画は東日本大震災後の日本で、再び大地震と原発事故が起きる設定。「若松さんは、次回作は東電が題材の原発映画と言っていた」と明かした。

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2012年10月21日のニュース