裕也 意識不明の盟友見舞い「STAND UP桑名!」

[ 2012年7月18日 06:00 ]

桑名の妹・晴子からプレゼントされたTシャツを報道陣に披露する内田裕也

 15日に脳幹出血で倒れた歌手桑名正博(58)が救急搬送された大阪市内の病院を17日、40年来の友人であるロック歌手の内田裕也(72)が訪問し、回復を祈った。

 依然、意識不明状態が続く40年来の盟友との約30分間の対面。今月4日に、都内で行われたドラマーのジョニー吉長さんのお別れの会で桑名と顔を合わせたばかりで「8月に軽井沢でバースデーライブをやるんだったら体に気をつけろよ、と言ったんですけどね」と動揺を隠せない様子。「オレは“よみがえってくれる”と確信している」と力を込めた。

 自らが開催し、今年で40回目の節目を迎える恒例の年越しライブ「ニューイヤー・ワールド・ロックフェスティバル」に桑名は73年の第1回から出演。「表彰しようと思っていたところ」だったという。昨年から今年にかけて歌手のジョー山中さんや俳優の原田芳雄さん、安岡力也さんら親しい仲間が相次いで他界しており、桑名の回復を祈る思いは切実。「元気になってSTAND UP桑名!って感じでステージに戻ってきてくれたら最高なんだけどね。スタンダップ桑名!」と声を張り上げた。

 内田以外にも元プロボクサーで俳優の赤井英和(52)、もんたよしのり(61)、タレントの松尾貴史(52)も駆けつけた。

 妹で歌手の晴子(56)によると、桑名の容体は安定を保っているという。関係者によると、8月5日に大阪市内で予定する桑名のコンサートは、「本人がいてもいなくても、車椅子でも」開催すると明かした。

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2012年7月18日のニュース