「ディープ・パープル」元キーボード ジョン・ロードさん死去

[ 2012年7月18日 06:00 ]

英ロックバンド「ディープ・パープル」の元メンバー、ジョン・ロード氏=2004年10月

 英ロックバンド「ディープ・パープル」の元メンバーでキーボーディストのジョン・ロードさんが16日、肺のそく栓症のためロンドンの病院で死去した。71歳。すい臓がんを患っていた。

 共同電によると41年、英中部レスター生まれ。68年にリッチー・ブラックモアらとともにディープ・パープルを結成。バンド初期のクラシック要素を取り入れたアート・ロックスタイルを主導した。

 ブラックモアの提言によるハードロック路線転換後も卓越した音楽理論でバンドを支え、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」では他メンバーと作曲を手がけたほか、さまざまなヒット曲で優れた演奏力を発揮。レッド・ツェッペリンと並び、70年代にハードロックの一時代を築いたグループをけん引した。膝のケガなどで02年脱退。その後はソロで活動していた。

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2012年7月18日のニュース