「アラビアのロレンス」主演俳優引退「リングにタオルが投げられる時が来た」

[ 2012年7月11日 13:51 ]

 映画「アラビアのロレンス」の主演で知られるアイルランド生まれの俳優ピーター・オトゥール(79)が10日、引退を表明した。

 AP通信が伝えた。

 オトゥールは引退声明で「リングにタオルが投げられる時が来た」とした。芸能活動への情熱を失ったことを明らかにし「人は終わりの時を自分で決めなければならないというのが私の信念だ」と述べた。

 オトゥールは「アラビアのロレンス」(1962年)でのロレンス役のほか「冬のライオン」(68年)などでアカデミー賞主演男優賞に計7回ノミネートされたが、いずれも受賞を逃した。2003年にアカデミー賞名誉賞を受けた。(共同)

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2012年7月11日のニュース