葉加瀬太郎 「吉本百年物語」のテーマソングを制作

[ 2012年7月7日 09:04 ]

 バイオリニストの葉加瀬太郎(44)が、吉本興業100年の歴史を月替わりの芝居で描く「吉本百年物語」のテーマソング「MY HOMETOWN」を制作した。大阪・なんばグランド花月で8日に初日を迎える7月公演「笑う門には、大大阪」でお披露目される。

 大阪出身で「土曜の午後、吉本新喜劇に間に合うように走って帰っていた」という葉加瀬が、吉本のオファーを受け「少年時代を過ごした街への思いと、笑いが感動に変わる瞬間のお手伝いをできれば」と快諾。しっとりした曲調で、郷愁を感じさせるインストロメンタルを書き下ろし「自分の楽曲で100周年を祝えることを誇りと感じています」と喜んだ。

 7月公演に創業者の吉本せい役で主演する南野陽子(45)は「稽古で、すごくきれいな曲だと思っていましたが、葉加瀬さんの曲だったとは」と驚いた様子。せいの弟・林正之助元吉本興業会長を演じる小籔千豊(38)も「ぜひコヤブソニックにも出ていただきたい」とラブコールを送った。

 同曲は公演の入退場時や劇中で流れるもので、来年3月の最終公演まで使用。今後、配信なども検討していくという。

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2012年7月7日のニュース