仲間由紀恵は強運の持ち主 想定外のロケ 最終的には狙い通りに

[ 2012年7月1日 06:39 ]

取材会で小笠原の魅力を語った仲間由紀恵

 女優の仲間由紀恵(32)が、小笠原諸島を舞台に謎と神秘に満ちた巨大海洋生物の魅力に迫まる「謎の巨大生物を追う~仲間由紀恵・小笠原の海をゆく~」(NHKBSプレミアム)の第2夜が1日午後9時から放送される。

 12日間の長期ロケとはいえ、相手は自然。こちらの都合に合わせて出てきてくれるわけではない。荒天によるロケの先送りなども少なくなかったようで、「これが最後のチャンスになるかもしれない」というギリギリの状況で出船することもあった。

 仲間にとって「ドキュメントの仕事はドラマとかと違い、だいたいのシナリオを想定していても、相手が野生の動物。なかなか計画通りにいかない」と気長に我慢する日々となった。

 だが「その工程も楽しかった」と仲間は振り返る。「マッコウクジラを探しに出て、会えたのは出港してから5時間ぐらい経ってから。大変だったが、潮を吹く“ブロウ”を近くで見られた時に今までの苦労が報われるような、大きな感動に包まれた」。

 番組の山岸秀樹プロデューサーによると、仲間の運も強く「あと30分待ってダメだったら帰港しよう」と決めると、必ずというぐらい狙った生物が姿を見せたという。

 12日間のロケを通じて「間近で巨大な生物たちと触れ合うことができ、本当に生きているんだなって思って、鳥肌が立つぐらい感動した」という仲間。また一つ、海との素晴らしい思い出が積み重なった。

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2012年7月1日のニュース