KARA“感激”日本初ツアー「ハマって、溺れて」

[ 2012年4月15日 06:00 ]

日本ツアーを横浜アリーナでスタートさせたKARA。(左から)スンヨン、ニコル、ハラ、ギュリ、ジヨン

 韓国女性5人組グループ「KARA」が14日、横浜アリーナで初の日本ツアーをスタートさせた。

 ステージから客席に伸びる真っ赤なレーザー光線。爆発音とともに舞台が照らされると、ファンが待ち望んだ5人の姿。体のラインが浮かぶ黒とゴールドの衣装で生脚をさらけ出し、新曲「スピードアップ」を披露した。ヒット曲のほか、5人それぞれのソロコーナーを設けるなど内容も満載で、観客1万2000人を熱狂させた。

 日本デビューから約1年8カ月、メンバーも待ち望んでいた。初の有料公演がアリーナツアーとなり、スンヨン(23)は「ワクワクしてます」と笑顔。ハラ(21)は「やってみたかったことがあります」と切り出し、会場を真っ暗にして、観客が一斉にペンライトをつけることを提案。「せーの!」の声とともに、暗闇の客席がピンク色に染まると「キャー!キレイ!ひとつになれた」と大喜びした。

 2月の韓国公演で左足首のじん帯を損傷したニコル(20)もステージ復帰。一部の曲で椅子に座ったが、残る4人が息の合ったダンスで沸かせた。終盤は「GOGOサマー!」「ミスター」などヒット曲を立て続けに歌い、全24曲、2時間半の公演を終えた。

 ツアーは5月末まで全国6都市12公演で13万人を動員する予定。開演前の会見では、意気込みを聞かれたジヨン(18)が「全国の皆さんにKARAにハマって、溺れていただきたい」とニッコリ。ギュリ(23)は「行ったことのない名古屋や福岡が楽しみ」と話し「ここまで来られたのはファンの方の愛のおかげ。その愛にお応えできるように頑張っていきます」と宣言した。

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