女性コンビ１７年ぶり！海原やすよ・ともこが上方漫才大賞

上方漫才大賞を受賞し、目をうるませる海原ともこ（右）と海原やすよ

　第４７回上方漫才大賞の発表会が１４日、大阪市であり、大賞には姉妹コンビ「海原やすよ・ともこ」が輝いた。１９６７年の第２回大賞「海原お浜・小浜」の海原小浜（８８）の孫。女性コンビでは、９５年の「ハイヒール」以来１７年ぶりの栄冠だった。

　２人は９５年に新人奨励賞、９７年に新人賞、２００８年に奨励賞と着実にステップアップ。「太平サブロー・シロー」以来２組目となる“４冠”を達成した。

　姉のともこ（４０）は「毎年この時期になるとソワソワしていた。みんなが喜んでくれて、本当にうれしい」と感無量の表情。夫で俳優の前田耕陽（４３）も祝福してくれたと言い、「芸の部分では尊敬してくれてるので“良かったね”と。嫁としてはイマイチみたいですけどね」と照れ隠しからか、自虐ネタで笑いを誘った。やすよ（３６）は「思っていた以上に舞台に立ったら感情が…」と目に涙を浮かべていた。

　奨励賞には「シャンプーハット」、新人賞には「プラスマイナス」がそれぞれ選ばれた。