米倉涼子 ブロードウェイデビュー決定!「夢って近づける」と涙

[ 2012年3月15日 15:30 ]

時折、涙を浮かべながらブロードウェイデビューの喜びを語る米倉涼子

 女優の米倉涼子(36)が、米ニューヨークのブロードウェイミュージカル「CHICAGO」の主役「ロキシー・ハート」に抜てきされ、15日に都内で緊急記者会見を開いた。

 「プレッシャーもあるけど、大きなチャンスをいただけた。期待を裏切らないように頑張りたい」と全編英語のブロードウェイの舞台に立つ心境を語った米倉。2日前にスタッフを通じて出演決定を知ったいい、「とにかくうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 「CHICAGO」は1975年の初演から、20カ国で上演されている大ヒットミュージカル。米倉は08年に日本版に出演し、ミュージカルの魅力を知ったという。以来、ブロードウェイの舞台に立つことが夢に。「小さな望み」を持ちながらレッスンを重ね、演技力をアピールするビデオを現地に送るなど、出演に向けた努力を重ねた。

 「まさかだった。口に出していれば、夢って近づけるんだな」と米倉。「『CHICAGO』に出るため生まれてきたと思う」と時折、涙を浮かべながら語った。日本人女優がアジア系ではない米国人の役柄を演じるのはブロードウェイで初めてという。

 公演日は7月中の1週間と予定されている。残された期間で演技レッスンや英語の練習など課題は山積みだが「損することは何もない。頑張れば頑張るほど身になる」と女優として新たなステップを刻む。

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