竹野内豊 伝説の“金妻枠”でラブストーリー主演

[ 2012年2月25日 06:00 ]

「もう一度君に、プロポーズ」で主演する竹野内豊

 4月スタートのTBSの金曜ドラマで、俳優竹野内豊(41)主演のラブストーリーが放送される。「もう一度君に、プロポーズ」(金曜後10・00)で、車の修理工場に勤める整備士が、くも膜下出血で倒れて記憶をなくした妻に、もう一度恋をしようとアタックするピュアなオリジナル作品。

 同局の金曜ドラマは、1972年から放送。83年「金曜日の妻たちへ」、同年「ふぞろいの林檎たち」、92年「ずっとあなたが好きだった」、93年「高校教師」、95年「愛していると言ってくれ」、05年「花より男子」などヒット作を生んだ伝統の時間帯。編成担当者は「このドラマも歴史に残る作品にしたい」と意気込んでいる。

 この時期の本格的ラブストーリー制作について、制作サイドは「東日本大震災で多くの人が、家族や日常の大切さにあらためて気付いた。日常に潜む幸せのために努力する姿を描きたかった」としている。

 竹野内演じる主人公は、自分の存在と過ごした時間の記憶がなくなった妻を前に「夫婦なのに、今までのようには過ごせない」と落ち込むが、前向きな決意をする。

 森安彩プロデューサーは竹野内の起用について「多くを語らず、強い意志で誠実に前向きに進み、みんなが応援したくなる人としてピッタリ」としている。竹野内は「物語の空気感を大切にしていきたい。2人の未来を一緒に見届けていただければと思います」と話している。

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2012年2月25日のニュース