オスカー監督が「ビンラディン映画」撮影へ

[ 2012年2月22日 17:55 ]

 22日付のインド紙ヒンドゥスタン・タイムズは、昨年殺害された国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を題材にした映画の撮影を、アカデミー賞監督のキャスリン・ビグロー氏がインドで予定していると報じた。

 治安が不安定なパキスタンでの撮影ができないため、ビンラディン容疑者殺害現場となった潜伏先の同国アボタバードと地形や風景が似たインド北部が選ばれたという。

 インド以外での撮影は既に進行中で、今年のアカデミー助演女優賞の候補、ジェシカ・チャステインら出演者やスタッフが3月にインドを訪問の予定。映画はビンラディン容疑者を殺害した米海軍特殊部隊をめぐる話とみられるが、詳しい内容は明らかにされていない。

 ビグロー監督は2010年のアカデミー賞で、イラクで爆発物処理に当たる米兵を描いた「ハート・ロッカー」で監督、作品賞など6部門を受賞した。(共同)

続きを表示

2012年2月22日のニュース