渡辺謙　日本の俳優で初めて「ダボス会議」に招待

　俳優の渡辺謙（５２）が１５日、東日本大震災の被災地の宮城県気仙沼市などで主演映画「はやぶさ　遥かなる帰還」（監督瀧本智行、２月１１日公開）の試写会を開き、舞台あいさつを行った。

　渡辺は今月２５～２９日にスイスで開かれる世界経済フォーラム「ダボス会議」に招待され、出席することを明かした。同会議は世界各国の政治、経済分野のリーダーがさまざまな重要課題をめぐり討議する場。渡辺は２５日にスピーチを行い、翌２６日に映画「はやぶさ」と、被災地の現状をリポートしたＮＨＫのドキュメンタリー番組のダイジェスト版を上映する予定だ。

　日本の俳優で同会議に出席するのは初めてという。芸能人ではこれまでに、ロックバンド「Ｕ２」のボノ（５１）や米女優アンジェリーナ・ジョリー（３６）らが出席している。