松本礼児さん 病気で悩み?「精神面の落ち込みが激しかった」

[ 2011年12月20日 08:35 ]

松本さんがやけどを負った自宅前の路上には消火の跡が生々しく残る

 石野真子「ジュリーがライバル」や五木ひろし「紫陽花」で知られる作詞家の松本礼児さん(68)が19日午前4時40分ごろ、東京都世田谷区祖師谷6丁目の自宅前で、全身にやけどを負って倒れているのを妻が見つけ、家族を通じて119番した。同10時ごろ、搬送先の病院で死亡が確認された。警視庁成城署は焼身自殺を図ったとみている。

 松本さんが常務理事を務めていた日本作詩家協会会長の湯川れい子氏(72)によると、松本さんは数年前から体調を崩しており、半年ほど前には結石の手術を受けたものの、経過が思わしくなかったという。「痛みが凄かったと聞いている。もともと笑顔の多い人だが最近は浮かない顔をしていることが多かった。物忘れも増え、精神面の落ち込みが激しかった」と振り返った。

 最近は自分でプロデュースした作品をプライベートでリリースしたり、弟子の指導やボーカルレッスンにあたるなど精力的に活動していた。湯川氏は「先月お会いしたときは、一時より足元もしっかりしていて“もうひと頑張りよね”と声を掛けたばかり」と話した。

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2011年12月20日のニュース