声優まゆゆ 決意の宣言「絶対にセンターになってみせます!」

[ 2011年12月20日 10:23 ]

TVアニメ「AKB0048」声優公開オーディションで合格して笑顔をみせる(左から)佐藤亜美菜、岩田華怜、矢神久美、仲谷明香、秦佐和子、佐藤すみれ、石田晴香、三田麻央、渡辺麻友

 AKB48の渡辺麻友(17)がついにセンター獲得を宣言した。アニメ「AKB0048」(来春放送開始予定。局は未定)の声優選抜の公開オーディションがこのほど東京・新宿バルト9で行われ、渡辺ら9人が決定。渡辺は今後決まる「声優選抜のセンター」への強い思いを示した。緊迫したオーディションの模様をリポート。終了直後の控室で本人を直撃した。また、渡辺は来年2月、ソロデビューすることも決まった。

 その動揺ぶりと感極まり方に、オーディションへの並々ならぬ思いが表れていた。合格者9人のうちの9番目。最後にようやく名前を呼ばれた渡辺はうわずった声で「もう受からないんだな、と思っていたので、名前を呼ばれて凄くうれしいです」とあいさつした。

 目に涙が浮かび、今にもこぼれ落ちそう。それをぐっとこらえて「このアニメをたくさんの方に見ていただけるように」と言葉を続けたが、動揺を隠しきれず、少し震える声で「頑張っていこうと思いますので、よろしくお願いします」と言うのがやっとだった。

 AKB48グループ計200人が参加したオーディションの合格率は約22倍。最終審査に進む30人が今月8日に発表されたが、前田敦子(20)や大島優子(23)らメディア選抜メンバー12人の中で残ったのは渡辺だけだった。

 最終審査はアニメのセリフを言う実技審査と自己PR。その出来不出来が合否に直結する真剣勝負で、選抜総選挙やじゃんけん大会と同じ緊張が会場に走った。

 30人の中で最も強烈な意志が感じられたのが、渡辺の自己PRだった。

 MCの近藤サト氏(43)は渡辺を紹介する際、事前に用意された渡辺のコメントを読み上げた。「このチャンスを逃したくない。センターを取ってみせます」。ところが、実際にマイクの前に立った渡辺の言葉はそれよりさらに強いものだった。

 「絶対にセンターになってみせます!」

 声優選抜のセンターにどうしてもなりたい思いを表すため「絶対に」の3文字を付け加えたのだった。

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