「東京の兄」が…役所広司、突然の悲報に驚き

[ 2011年12月11日 06:00 ]

役所広司は、映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―」の会見の出席し、市川さんを悼んだ

市川森一さん死去

 同じ諫早市出身の役所広司(55)は東京・有楽町の日本外国特派員協会で主演映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―」(監督成島出、23日公開)の会見に出席し、「東京の兄」を悼んだ真。

 「うちの長男(実兄)と同級生。僕が母のおなかの中にいるときから知っていてくださる」といい、家族ぐるみの仲。ここ一年ほどは連絡がなかったというが、先月、旭日小綬章の受章祝いで酒を送ると「お返しの品をいただき、お元気だと思っていた」と突然の悲報に驚きを隠さなかった。

 役所が時代劇以外で初主演したドラマは諫早市を舞台に市川さんが手掛けたフジテレビ「親戚たち」(85年)。「初めてチャンスをいただいた作品。その後も俳優として代表作となる作品ばかり書いていただいた」という。「どの作品でも、主役でも脇役でも勝負しなきゃだめだと言われた」とかみしめるように話した。

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2011年12月11日のニュース