“１人で子育てに不満”ｈｉｔｏｍｉ、離婚原因を語る

ミニライブで元気いっぱいのｈｉｔｏｍｉ

　歌手のｈｉｔｏｍｉ（３５）が１０日、都内で東日本大震災の被災地と開発途上国の妊産婦に対する支援イベントに出席した。８日に俳優の羽田昌義（３５）と離婚してから公の場は初めて。原因について「２人の間でしか分からない部分もある」としながらも「１人で子育てして（不満を）感じることが多くなっていった」と明かした。

　イベント終了後に取材応じ「十分に話し合って決めた」と円満離婚を強調。シングルマザーになったことについては「そんなに明るいものじゃない」と語気を強め、長女（２）の将来に対する不安もにじませた。

　離婚の原因については「２人の間でしか分からない問題がある」とした上で、夫婦間の溝が震災以降に広がったことを明かした。羽田の育児に対する姿勢について「何もしてなかった訳ではない」と自身のブログでは擁護していたが、ここ２年は母親として「１人で子育てをしていていろいろと感じることが多くなっていった」と心境を告白。「震災以降、羽田が役者として外国に行っていた」とハリウッド映画「４７ＲＯＮＩＮ」（来年１２月公開）の撮影のため３月中旬頃から日本を離れた間に、亀裂は修復できない状態になっていったようだ。

　この日は冨永愛（２９）土屋アンナ（２７）らと共演。ｈｉｔｏｍｉ同様に離婚歴のある土屋から「夫婦にしか分からない問題はいろいろあるんですよ。明るい愛があるからいいじゃない」とエールを送られ、「頑張ります」とうなずいた。また、自ら選曲して代表曲「ＬＯＶＥ２０００」など３曲をアコースティックバージョンで披露。♪ニセモノなんか興味はないの、ホントだけを見つめたい…の熱唱は、新たなスタートを踏み出す自身に歌いかけているようにも聞こえた。