山形で国際映画祭開幕 震災テーマの作品も

[ 2011年10月6日 20:14 ]

 世界の優れた作品を集めた「山形国際ドキュメンタリー映画祭」が6日、山形市で開幕した。今年は東日本大震災をテーマにした29作品など約240本が13日まで市内6カ所で上映される。2年に1度開かれ、今回で12回目。

 映画祭には、113の国と地域から約1780本の応募があった。

 震災をテーマにした作品では、故郷岩手県大槌町の被災前後の映像を織り交ぜた大久保愉伊監督の「槌音」などを上映。監督や被災地の活動家らによるシンポジウムも企画している。

 長編を対象としたメーンのインターナショナル・コンペティション部門では、1078の応募作から選んだ15作品を上映する。アフガニスタンへ国連平和維持活動(PKO)で派遣されたデンマーク人兵士を描く「アルマジロ」などから大賞を選ぶ。

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2011年10月6日のニュース