しずちゃん黒星デビュー 判定負けに悔し涙

[ 2011年9月9日 06:00 ]

台北で開幕したボクシングの台北市カップ国際トーナメントに出場し、判定で敗れた山崎静代

 ボクシング女子ミドル級で来年のロンドン五輪出場を目指す、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代(32=よしもとクリエイティブエージェンシー)が8日、台湾・台北で行われた台北市カップ国際トーナメントで初の公式戦に臨み、格上の薛春秋(台湾)に判定で敗れて涙する、ほろ苦いデビューとなった。

 4ラウンド制の第1Rは3対27と一方的に打ち込まれたが「しずちゃん、頑張れ」の声援を受けて踏ん張り、2R以降に限れば、11対8、5対5、3対4と互角の戦いを見せたものの、、自身も課題にあげていたスロースターターぶりをつかれて連打を浴び、3対27と大差を付けられた1Rが最後まで響いた。

 ほろ苦スタートに山崎は試合後「勝つつもりだったのに負けて悔しい」と涙。五輪への手応えを聞かれ、「頑張ったねという試合ができても、勝つ試合ができないと意味がない。負け癖をつけたくない」とまずは1勝を目指す決意を示した。

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