桂三枝が後輩芸人にエール「やっとお役に立てる時が来た」

[ 2011年8月29日 13:51 ]

「今、最も知りたい「減災」~47都道府県 あなたの街に“住みます”芸人公開授業~」に登場した桂三枝

 落語家の桂三枝(68)が29日、“減災ひろめる芸人”の応援隊長に就任し、東京・新宿の吉本興業東京本部で行われたイベント「今、最も知りたい「減災」~47都道府県 あなたの街に“住みます”芸人公開授業~」に出席した。

 「減災」とは、災害が起きた時にいかに被害を減らせるかを考えるもの。47都道府県に散らばって活動中の同社所属の若手芸人“あなたの街に住みます芸人”たちが“減災ひろめる芸人”にも就任し、今後は減災のPR活動も行っていく。“移動あおぞら花月”で被災地訪問を行った三枝が応援隊長に就任した。

 三枝は「(隊長に就任し)やっと皆さんのお役に立てる時が来たんじゃないかと思った。“住みます芸人”にはキャンペーンをずっと続けていただいて、皆さんの大事な命を守っていただくために、一役買っていただきたい。いつまでも減災の心を地域の皆さん、日本全国の皆さんに訴えられるように、皆さんが安心して住めるように、減災のアピールを頑張ってください」とエールを送った。

 一方、代表としてあいさつした福島県の“住みます芸人”ぺんぎんナッツの中村陽介(28)は「福島の皆さんと触れ合っていく中で一番は原発問題ですが、地震の被害も大きい。小さな揺れでも不安で眠れない人がたくさんいる。減災を学んで、より多くの人に広めることで、心に余裕ができると思う。その余裕を不安を取り除けたら。自分のことだけでなく、地域の皆さんの安全を考えて、減災運動を頑張っていきます」。これに対し、相方の稲野孝祐(32)は「減災活動、頑張っちゃってもいいんじゃないの~?」と持ちギャグで決意表明していた。

 三枝にとって、暴力団関係者との親密な関係を理由に芸能界から引退した島田紳助さん(55)は吉本興業の後輩。何らかのコメントが出るかとイベントには多くの報道陣が集まったが、紳助さんについては何も語らなかった。

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2011年8月29日のニュース