松下奈緒と竹下景子がまた親子役 ほのぼのから辛口へ

[ 2011年7月15日 15:42 ]

NHKのドラマ「胡桃の部屋」完成試写会に出席した竹下景子(左)と松下奈緒

 NHKのドラマ「胡桃の部屋」完成試写会が15日、東京・神南のNHKで行われ、主演の松下奈緒(26)、竹下景子(57)が登場した。

 作家・向田邦子さんの同名小説が原作で、これまでNHK、TBSでドラマ化されている作品。松下はリストラで父が蒸発したことをきっかけにばらばらになりかける家族を懸命に守ろうとする三田村家の次女・桃子を演じる。

 竹下は桃子の母・綾乃役を務めるが、1989年にTBS系で放送された同作では桃子役を演じたことから「桃子はずいぶんたくましく、あるときは切なくスケール感を持って描かれていて、(松下)奈緒ちゃんですからパワフルです、今回の桃子は」と“先輩”として太鼓判。松下は「竹下さんが(桃子を)演じられていたということはわたしも知っていまして、“桃子から見て桃子はどうですか?”といつ聞こうと思っていたんですが、この場で聞けて安心しました」と顔をほころばせた。

 2人は2010年に放送された連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」でも嫁と義母という親子関係を演じているが、このときのほのぼのとした家族関係とは違い、悩み多く辛口のメッセージも込められた家族を演じる。

 松下は「初めてお会いするお母さんだったらこういう形になれていなかったのかなと思いますね」と、「ゲゲゲ~」あってこその今回があることを強調した。「胡桃の部屋」は26日午後10時に初回。毎週火曜、全6回放映される。

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2011年7月15日のニュース