嵐が観光PR 「海外のお客さまを待っていることを伝えたい」

[ 2011年7月11日 16:30 ]

 外務省と観光庁は11日、東日本大震災や福島原発事故の影響で大幅に落ち込む外国人旅行客の回復に向け、人気アイドルグループ「嵐」が出演したPR映像を133以上の国と地域で放映すると発表した。各国の震災支援に謝意を伝えるとともに、日本の観光地の安全性をアピールし風評被害を解消するのが目的。

 映像は、メンバーがそれぞれ北海道、青森、東京、京都、鹿児島、沖縄の6都道府県を巡り、地元の人と触れ合いながら祭りや郷土料理を紹介。人を招く幸運の象徴として「招き猫」をモチーフに使い、「みなさんが日本に来て楽しんでくれることが日本の明日の力になる」と訴えている。

 日本時間の同日午前から米ニューヨークと韓国ソウルの屋外モニターなどで放映を開始。各国の空港や飛行機内、テレビCMでも流れる。

 嵐は、観光庁が任命した海外でのPR役「観光立国ナビゲーター」。11日の記者会見でメンバーの櫻井翔は「元気を取り戻しつつある全国各地が、海外からのお客さまを待っていることを伝えたい」と話した。

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2011年7月11日のニュース