難役演じ“戦友”に…井上真央 小池栄子と「出会えて良かった」

[ 2011年4月29日 14:23 ]

舞台あいさつに登場した(左から)森口瑤子、小池栄子、井上真央、永作博美、渡辺このみ、成島出監督

 作家・角田光代のベストセラー小説を原作にした映画「八日目の蝉」の初日舞台あいさつが29日、都内で行われ、井上真央(24)ら主要キャストが登場した。

 赤ん坊の頃に誘拐され、4歳のときに実の親の元に戻りながらも心に闇を抱えて育った女・秋山恵理菜役を演じた井上は「すぐに(役に)共感することは難しかったですけど、わたし自身徐々に感情を学んでいくことで恵理菜というキャラクターを愛せるようになりました」と難役に手応えをつかんだ様子。同じく難役だったというルポライターの安藤千草役を務めた小池栄子(30)が「自分にはちょっとハードルが高すぎるんじゃないかと思うくらい。(井上と2人のシーンが多く)井上さんがいなかったらやりきることができなかったと思うくらい戦友です」と主役を称えると「同じくです。辛いときもいつもそっと黙って隣にいてくれた存在だったので、本当にこの作品で(小池に)出会えて良かったなと思います」と井上も笑顔で返した。

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2011年4月29日のニュース