社会現象になったキャンディーズ、絶頂期に解散

[ 2011年4月22日 06:00 ]

1977年7月18日、突然の引退を発表したキャンディーズ(右が田中好子さん)
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田中好子さん死去

 キャンディーズは山口百恵、桜田淳子、森昌子の「花の中3トリオ」や、郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹の「新御三家」とほぼ同時期にデビュー。ソロアイドル全盛期の中、ユニットで人気を集め、「親衛隊」と称する男性ファンが現れるなど人気は社会現象に。

 アイドルは歌だけでなく、コントも披露した時代、「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」(NET=現テレビ朝日)などのバラエティー番組で伊東四朗や小松政夫らと茶の間を爆笑させた。76年にピンク・レディーがデビューすると人気を分けるようになり、絶頂期に解散。アイドルの野球場コンサートは珍しく、「普通の女の子に戻りたい!」は当時の流行語になった。78年はヤクルト(当時は広岡達朗監督)が初の日本一に。江川卓氏がドラフト会議前日に巨人軍と契約し、大騒ぎとなった。世界的なドル安が、福田赳夫政権下の日本に1ドル=200円を割る円高をもたらした。

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