被災地支援「a―nation」にAKB48も!

[ 2011年4月22日 06:00 ]

 エイベックスが21日、毎年恒例の野外音楽祭「a―nation」の開催概要を発表した。10周年を迎え、テーマは「for Life」。東日本大震災を受けて「日本に元気、笑顔を」との思いを込め、入場料の一部を義援金に充てる。東北地方の被災地でのパブリックビューイングも検討している。

 第1弾出演アーティストとして浜崎あゆみ(32)、倖田來未(28)、TRFら14組が発表された。AKB48も趣旨に賛同して初出演。TRFのYU―KI(44)は「こんな時代だからこそ、日本の皆さんに勇気と元気を与えていきたい。原点に返って、パワーを届けたい」と意気込みを語った。

 エイベックスはチケット価格を通常分に100円の義援金を加えた7900円に設定。ここに同社が100円を加え、チケット1枚につき計200円を被災地へ寄付するシステム。5会場7公演で28万3000人の動員を予定しており、これだけで5600万~6000万円を見込んでいる。

 7~8月に行われるため、首都圏などで懸念される電力不足問題にも配慮。各公演とも6~8台の電源車を用意し、電力を補う。例年1公演で1500~2000キロワットを使用するという。

 震災の被害が大きかった東北地方のイトーヨーカドーではPVも無料で実施。8月28日に味の素スタジアムで行われる最終公演を生中継する。

 昨年は50組以上が出演。今年も「昨年に匹敵する数のアーティストは参加する予定」という。出演者のステージ衣装などを出品するチャリティーオークションも実施し、義援金に充てる。

 チケットは5月9日からセブン―イレブンのインターネット会員を対象に先行予約を受け付ける。同26日から全国の店舗で一般販売を開始する。

 ≪豪華アーティスト集結≫第1弾出演アーティストは、ほかにEvery Little Thing、Do As Infinity、鈴木亜美、AAA、後藤真希、GIRL NEXT DOOR、ICONIQ、SEAMO、mihimaru GT、三代目J Soul Brothersら。第2弾の発表は5月末を予定している。

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2011年4月22日のニュース