聖子、福山、ドリカム…被災者支援へ合同アルバム

[ 2011年4月1日 06:00 ]

アルバムに収録される松田聖子「いくつの夜明けを数えたら」シングル盤のジャケット

東日本大震災

 松田聖子(49)、福山雅治(42)、DREAMS COME TRUEらユニバーサルミュージックの邦楽歌手79組が参加し、震災チャリティーアルバム「アイのうた」が制作された。2日から配信限定で発売され、売り上げは全て寄付される。

 日本のトップアーティストらが被災者支援に立ち上がった。

 「アイのうた」には、ユニバーサルと専属契約を結ぶ邦楽歌手約100組のうち、震災直後から歌での支援を申し出ていた79組の過去の作品が1曲ずつ収録される。聖子や福山、ドリカムのほかにも長渕剛(54)、GReeeeNら豪華なメンバーがそろった。

 ドリカムは「何度でも」。震災後の1週間、日本中のラジオ番組で最も多く流された曲で「アルバムを通して支援の輪が広がっていくことを強く願っています」とコメント。福山は愛がテーマのバラード「群青」で、「ひとりでも多くの人が救われますよう、人の力を信じたいです。人の心を信じたいです」と熱い思いを語っている。

 価格は3000円。9月30日までネット上で販売される。

 ユニバーサルは先月26日、被災地支援を目的にした洋楽コンピレーション盤「SONGS FOR JAPAN」の配信を開始。U2やボン・ジョヴィら超大物の参加が話題を呼び、世界18カ国で1位を獲得している。

 同盤は5月4日(海外では今月5日)に2枚組CDとして発売される。

 ▽「SONGS FOR JAPAN」 ボブ・ディラン(69)、ビヨンセ(29)、エミネム(38)らが参加。1曲目にはジョン・レノン(享年40)の名曲「イマジン」が収録された

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