ドキュメント番組で芸術祭大賞 木村栄文さん死去

[ 2011年3月22日 19:20 ]

 水俣病などを題材に多くのテレビドキュメンタリーを手掛けたRKB毎日放送(福岡市)の元ディレクター、木村栄文(きむら・ひでふみ)さんが22日午前9時30分、心不全のため福岡市中央区地行2の13の36の自宅で死去した。76歳。福岡市出身。通夜は23日午後6時、葬儀・告別式は24日午前11時から福岡市中央区古小烏町70の1、積善社福岡斎場で。後日、同社が「送る会」を開く。喪主は妻静子(しずこ)さん。

 1959年4月にRKB毎日放送入社。報道制作局でドキュメンタリー番組のディレクターとして活躍。水俣病を取り上げた70年の「苦海浄土」や、音楽をテーマに日韓交流を描いた80年の「鳳仙花~近く遙かな歌声~」で文化庁芸術祭大賞を受賞した。2002年に紫綬褒章。

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