サブちゃん「落ち着きましょう」公演中にグラリ

[ 2011年3月12日 06:00 ]

地震のため北島三郎特別公演夜の部が中止となり、残念そうに引き揚げる観客

東北地方太平洋沖地震

 首都圏も巻き込んだ大地震の影響で、11日午後に都内などで予定された芸能イベントは次々に中止となった。歌手北島三郎(74)の芸道生活50周年公演や新橋演舞場「三月大歌舞伎」などが上演途中で打ち切られた。

 千代田区有楽町の日生劇場では、「芸道50周年記念 北島三郎特別公演」の真最中に大きな揺れに見舞われた。昼の部第2部の歌謡ショーで、北島は「男の人生」を歌い終え、舞台そでで衣装替えをしていた。揺れが収まってから北島はステージに現れ「詳しい状況が分かりません。情報が入るまで落ち着きましょう」と観客に呼びかけた。

 その直後、再び大きな余震が発生。第2部では北島が大きな竜のセットに乗る演出があることや、電気を使ったセットが増えることから、スタッフが北島と話し合い「万が一のことがあっては大変」と中止を決定。北島は「私は歌いたいですが、みなさまの安全が第一。日をあらためて、また変わりの舞台をやります。そのときにお会いしましょう」と、代替公演を約束した。

 中央区の新橋演舞場では「三月大歌舞伎」昼の部で「曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)」を上演中だった。舞台上には尾上菊五郎(68)と中村吉右衛門(66)らがいた。2人とも、初めこそ揺れにも動じず演技を続けたが、観客がざわめき始め、立っていられないほどの横揺れが収まらず、一時中断。劇場スタッフが一端、幕を下ろした。客席からロビーに避難する観客もいたが、劇場スタッフの「外に出ないでください。劇場内の方が安全です」の案内で待機した。松竹は興行中止を決め、約5分後、幕をあげ、菊五郎と吉右衛門が「本日はこれぎり」と、歌舞伎で興行の終了を告げるせりふを話した。

 丸の内の帝国劇場ではKinKi Kidsの堂本光一(32)が「Endless SHOCK」を上演していた。第1幕と2幕の間の休憩中で、大きな余震で場内が混乱しそうになったため、丸の内警察署員が約1800人の観客を皇居前広場と日比谷公園に誘導。主催の東宝が中止にした。

 ▽芸道50周年記念北島三郎特別公演 舞台「清水の暴れん坊」と歌謡ショー「北島三郎、魂(こころ)の唄を…」の2部構成。北島が清水次郎長を演じる舞台には山本陽子、三女の水町レイコらが出演

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