スー・チーさんの生涯が映画に ベッソン監督描く

[ 2010年12月8日 19:30 ]

 ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん(65)の生涯を描く映画の製作が、フランス人のリュック・ベッソン監督の手で進められていることが8日分かった。同日付のタイ英字紙バンコク・ポストが報じた。

 同紙によると、映画のタイトルは「ダン・ラ・ルミエール(光の中で)」。スー・チーさん役を演じるのは中国系マレーシア人で、007シリーズ「トゥモロー・ネバー・ダイ」(1997年)でボンドガールに抜てきされたミシェル・ヨー。ミャンマーからの報道によると、ヨーは6日、スー・チーさんの自宅を訪ね、語り合いながらほぼ半日を一緒に過ごしたという。
 軍事政権下のミャンマーでは映画のロケは難しいため、撮影はタイ国内で行われ、既にいくつかの場面は撮り始めている。製作会社は来年中の完成を目指しているという。
 ベッソン監督は米映画「フィフス・エレメント」(97年)などで知られる。(共同)

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