押尾被告は田中さんを救えたはず…救急医が証言「9割方可能」

[ 2010年9月10日 11:55 ]

押尾学被告

 昨年8月、合成麻薬MDMAを一緒にのんで死亡した飲食店従業員田中香織さん=当時(30)=を救命しなかったとして保護責任者遺棄致死罪などに問われた元俳優押尾学被告(32)の裁判員裁判で、東京地裁(山口裕之裁判長)は10日、検察側証人の救命救急医を尋問した。

 昨年8月2日午後6時ごろに東京・六本木ヒルズのマンションで容体が急変した田中さんを救命できたかが最大の争点。

 救急医は、田中さんが若いことや、心臓そのものに(容体急変の)原因がないことを挙げ「病院に運ばれる前に、心停止の一歩手前の状態になったとしても、9割方助けられたと思う」と証言。搬送後に、その状態になった場合は「百パーセント近く助かる」とした。また「田中さんが突然ぶつぶつと独り言を言った時点で様子がおかしいと思ったはず。そこで119番すべきだった」と説明。「MDMAの服用で容体が急変した後、数分から10分程度で死亡することはあるか」との質問には「30~40分はかかる」と答えた。

 検察側は「被告がすぐに救急車を呼んでいれば救命できた。MDMA服用の発覚を恐れて放置し午後6時47~53分ごろに死亡させた」と主張。

 弁護側は「被告は容体急変後に心臓マッサージなど適切な措置を取ったが数分後に死亡した。119番しても助からなかった」と反論している。

 専門医に続き、田中さんの遺族も証人出廷。

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