大統領 「U2」のボノとロック談義“この対立を克服しないと”

[ 2010年8月25日 09:25 ]

 ロシアのメドベージェフ大統領は24日、南部ソチの公邸でアイルランドの人気ロックバンド「U2」のボーカリスト、ボノと会い、好きなロック音楽やエイズ撲滅活動などについて歓談した。

 ロシア国営テレビによると、大統領はジーンズにネクタイなしの普段着姿で、ボノと屋外のテーブルでお茶を飲み、海辺を散策。好きなロックバンドについてボノが「わたしはレッド・ツェッペリンの長年のファンですが、あなたはディープ・パープルのファンですよね。この対立を克服しないと」と冗談を言うと、大統領は「いや、レッド・ツェッペリンも好きですよ」と笑って答えた。
 大統領は、ボノの音楽は「世代と世代を結び付ける」と述べ、貧困撲滅運動に取り組むボノを称賛。ボノさんは大統領に、エイズ撲滅への協力を要請した。
 ボノは25日のモスクワでのコンサートのため訪ロした。(共同)

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