桑田佳祐 年内復帰も!転移なく声帯にも影響なし

[ 2010年8月25日 06:00 ]

 初期の食道がんの摘出手術を受けたサザンオールスターズの桑田佳祐(54)が22日に都内の病院を退院していたことを明らかにした。ホームページで24日、報告。他の部位へのがんの転移は見受けられず、声帯にも影響はないという。今後は年内の仕事復帰を目指し療養に努める。

 退院した22日は休診日の日曜日。静かに退院できる日を選んだとみられる。桑田はラジオ番組で医師から「入院は2~3週間だろう」と言われたことを明かしており、先月30日の入院から3週間余りの期間はほぼ予定通りだった。
 サザンの公式ホームページでは「最終的な病理検査の結果、他に転移の様子も見受けられず」と報告。声帯に関して「何の影響も残さないという治療をしていただきました」とし、食道を手術する上で懸念された声への影響もないという。
 先月28日にがんを公表し、今月2日に手術を受けた。開腹はせず、痛みの少ない「腹腔(ふくくう)鏡下手術」だった。妻の原由子(53)が付きっきりで看病するなど、主治医、看護師らが万全なサポート態勢を取り、桑田の不安を取り除いたという。
 桑田は「生まれ変わった体で、新生・桑田佳祐として皆様とお逢いできる機会が持てることを、今から楽しみにしております」とコメント。今後は年内の仕事復帰を目指し、体力回復など療養に努める。復帰時期は未定だが、発売が延期されたアルバムのレコーディング再開にも意欲的。医師は「1年後にステージに立てる」としており、来年にはファンの前で活躍する姿が見られそうだ。
 25日は新曲「本当は怖い愛とロマンス」の発売日。退院が発表された24日には店頭にCDが並び、ファンにはダブルの喜びとなった。

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2010年8月25日のニュース