坂井真紀「この役をやっていたら孤独過ぎて結婚してしまった」

[ 2010年6月11日 17:03 ]

東京都内で開かれた、映画「スープ・オペラ」の完成披露試写会に出席した主演の坂井真紀(左から2人目)ら

 坂井真紀主演で、阿川佐和子氏の小説を映画化した「スープ・オペラ」(10月全国公開)の完成披露試写会が東京都内で開かれ、スチール写真スタッフとして映画に参加した写真家鈴木心さんと昨年10月に結婚した坂井は「この役をやっていたら、孤独過ぎて結婚してしまいました」と笑わせた。

 坂井演じる独身のルイは、ひょんなことから怪しげな初老の画家(藤竜也)と年下の雑誌編集者見習い(西島隆弘)が転がり込んできて、奇妙な3人暮らしを始める。
 理想の男性像を聞かれた坂井は「夫。(好きなところは)全部ですね」と照れずにきっぱり。
 一方、阿川さんは「最愛の人を生涯思うのが女の幸せと思っていたけど、完全な恋愛関係にならなくても、そこに近い人が何人もいるのが、何より幸せと思うことがあると思う」と原作に込めた思いを語り、「愛って一通りじゃないと思う。年を取ると分かるんだもんね」と藤とうなずきあった。

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2010年6月11日のニュース