悲しみ乗り越え…ゴマキ涙の再出発ライブ

[ 2010年6月4日 06:00 ]

活動再開ライブ前に行われた報道陣へのあいさつで涙ぐむ後藤真希

 歌手の後藤真希(24)が3日、都内でミニライブを開催した。1月に母・時子さん(享年55)が都内の自宅から転落死して以来、初のステージ。再出発への意気込みを表すような短いボブカットのヘアスタイルで“新たなゴマキ”を印象づけた。

 ファン200人に迎えられた後藤は「1月以降、皆さんの温かい声援に支えられて、やっと、ようやく、この場に立つことができました」と笑顔であいさつ。温かい歓声に感動したのか、2曲目の「宝石」を歌唱中には涙をこぼした。
 会場には時子さんの席も用意。本番前の会見では「天国のお母さんは何て言っているでしょうか?」との質問に「いつもの母だったら、まあ、見てるから…」と話すと、こらえていた涙がポロポロ。それでも気丈に振る舞い「“まあ、頑張れよ”って言ってると思います」と言葉を振り絞った。
 時子さんの死後、2月下旬から精力的に楽曲制作を行ってきた。「まずはファンの方に伝えたい」とこのライブで活動を再開。7月28日にミニアルバム「ONE」を発売し、活動を本格化させる。

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2010年6月4日のニュース