一緒に号泣…広末&長瀬、夫婦役で初共演

[ 2010年6月4日 06:00 ]

 女優の広末涼子(29)と「TOKIO」の長瀬智也(31)が日本テレビの「24時間テレビ33 愛は地球を救う」(8月28~29日)で放送されるドラマ「みぽりんのえくぼ」で夫婦役を演じる。悪性の脳腫瘍(しゅよう)のため13歳で死去した少女と、その家族の実話を描いた同名絵本が原作。

 広末は、余命1年と診断された次女・美穂(木村真那月=まなつ、9)を、献身的に支える母親役。実生活では長男(6)がいるだけに、この仕事が舞い込んだとき「一瞬ためらってしまった」という。ただ脚本を読むうち「家族の絆(きずな)、温かさを伝えている」と感動。「自分が美穂ちゃんの母親だったら、泣いてる場合じゃないと思った」と、難役に挑む決意をした。
 かっとうがあったのは長瀬も同じ。同番組のメーンパーソナリティーを務めるTOKIOの代表として出演を引き受けたが、脚本の読み合わせ段階で広末とともに号泣。「自分は結婚もしていないし、もちろん子供もいないのですが、最初はとても耐えられなかった」と明かす。愛娘に絵画セットをプレゼントし、生きる喜びを与える役。テーマが重いだけに撮影現場では明るく振る舞い、広末や長女役の福田麻由子(15)、木村を前に「こんなきれいな奥さんと可愛い子供がいたら、家から出たくないな」などと笑わせているという。
 広末と長瀬は初共演だが息もピッタリ。8月28日夜放送。

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2010年6月4日のニュース