市原隼人 吐きながら本気で殴り合い

[ 2010年4月21日 18:31 ]

 高校ボクシングを題材にした青春映画「ボックス!」(5月22日全国公開)が完成し、主演の市原隼人と高良健吾、谷村美月、香椎由宇らが東京都内の特設リングで記者会見した。

 2カ月間の特訓を積みつつ「最初は人を殴ることに抵抗がありました」という市原だが、実際のアマチュアボクシングより軽く薄いグローブと、顔が見えるようほおの部分を削ったヘッドギアで、1ラウンド2分間を1カットで撮りきるなど壮絶な撮影に挑戦。「本気で殴り合って8、9時間撮影してると頭が変になって、トイレで口に指突っ込んで吐いて、また『お願いします!』ってやってて。でも熱くなりました」と振り返った。
 高良も相手役のプロボクサーのボディーブローが入って動けなくなったといい、マネジャー役の谷村は完成映像に「本当に迫力がありました」と感激。顧問教師役の香椎も「みんなの熱い思いが作品に切り取られてます」と語った。

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2010年4月21日のニュース