“作曲者”に批難集中!中国ネット上で「死刑にしろ」

[ 2010年4月21日 06:00 ]

 盗作疑惑をめぐり中国のインターネット上では、万博事務局の依頼で曲の使用を認めた岡本が「素晴らしい」と評価される一方、PRソングの作曲者には「死刑にすべきだ」などと非難が強まっている。

  岡本は、ヒット曲「TOMORROW」を台湾の歌手がカバーして中国でヒットしたことがあるため、中国でも知られているが、今回の問題をきっかけに関心が高まっている。
 疑惑は中国でほとんど報道されていないものの、岡本側が事務局の依頼を承諾したとの発表がネットで伝わり、「気前がいい人。私なら曲の使用を認めない」「中国に来て万博PRソングを歌ってほしい」と好感度が上昇した。
 国のメンツを懸けたイベントをPRする楽曲なだけに作曲者の繆森(ぼく・しん)氏に対する国民の怒りは強く、「13億人の中国人の恥。厳罰に処すべきだ」「市中を引き回して死刑にすればいい」と過激な書き込みも多い。繆氏の所属事務所は共同通信の取材に「事務所はこの問題と無関係。本人の問題だ」としている。

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2010年4月21日のニュース