和央&花總の黄金コンビ復活!熱いハグも

[ 2010年3月13日 06:00 ]

息のあった演技を見せる元宝塚宙組コンビの和央ようか(上)と花總まり

 元宝塚歌劇団宙組トップコンビの和央ようか(42)と花總(はなふさ)まり(37)が共演するミュージカル「ディートリッヒ 生きた愛した永遠に」が12日、東京の青山劇場で開幕した。

 2人が舞台で共演するのは、06年7月の宝塚退団公演以来3年8カ月ぶり。“黄金コンビ”の復活に、約1200人で埋まった客席は異様な熱気に包まれた。

 ドイツから米国に渡った伝説の女優マレーネ・ディートリッヒ(和央)が、シャンソン歌手エディット・ピアフ(花總)、俳優ジャン・ギャバン(宮川浩)らと交流しながら、第2次世界大戦前後の激動の時代を生き抜く物語。ピアフが恋人を飛行機事故で失い泣きじゃくる場面では、ディートリッヒがそっと寄り添い抱きしめる。宝塚時代をほうふつさせる“熱いハグ”に観客はうっとりとしていた。

 開演前に会見した和央は、花總との共演に「長年一緒に舞台に立ってきたので心強い。戦友が戻ってきてくれた感じです」と笑顔。花總は「また一緒に舞台がつくれてうれしい。ディートリッヒ役を演じられるのは和央さんしかいないと思えるくらい、大きくて、力強い」と、相方を頼もしそうに見つめた。

 花總は宝塚退団後は和央のマネジメントに従事。今作が女優として初仕事となったが、関係者によると「今回はピアフ役にほれ込んでの出演で、今後も女優活動を継続するかは未定」という。28日まで。

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2010年3月13日のニュース