西川先生 涙、涙も4000万円忘れず

[ 2010年2月15日 06:00 ]

披露宴で笑顔の西川史子と福本亜細亜氏。左は仲人の桑田真澄氏

 タレントの西川史子(38)が14日、東京・虎ノ門のホテルオークラで会社役員の福本亜細亜氏(36)と挙式・披露宴を行った。“タカビーキャラ”で知られるが、婚姻届提出時や挙式で涙。約400人が出席した披露宴では泣き通しだった。ただ最後のあいさつでは「この不景気の中、たくさんのご祝儀をありがとうございました」と“らしさ”を取り戻していた。

 披露宴のクライマックス。西川は両親へ当てた手紙を、声を震わせて読み上げた。「私のことをここまで育ててくれてありがとう…」。言葉が続かず、化粧が崩れるのも気にせず号泣した。
 結婚相手の条件は「年収4000万円以上」と公言。しかし福本氏との婚約発表では「条件ではなく本能に従ってしまった」とノロケた。すっかり普通の花嫁となった西川は、開宴から閉宴まで泣き通しだった。
 男性ユニット「湘南乃風」のRED RICE(34)がヒット曲「純恋歌」を熱唱した際にも、「もう1人じゃ生きてけねえ」の歌詞が胸に響いたのか号泣。この日、午前0時すぎに都内区役所へ2人で婚姻届を提出した際も挙式の最中も涙。タカビーはすっかり影を潜めてしまった。出席したある放送局関係者からは「西川さんかわいかった。やっぱり女の子」などの声も聞かれた。
 フルオーダーで高いものは150万円、レンタルでも30万円はする最高級シルク「ミカドシルク」のウエディングドレスで登場。2人の生い立ちを紹介したビデオでは、レッドソックスの松坂大輔(29)、ソフトバンクの秋山幸二監督(47)からのお祝いメッセージも盛り込まれ、2人の交友関係の広さに驚きの声も上がった。西川サイドからはタレントの中山秀征(42)、お笑いコンビ「爆笑問題」が祝辞。「爆笑…」の太田光(44)は、福本氏の恩師、東北福祉大の大竹栄野球部長のあいさつに突っ込みを入れるなど、祝宴はなごやかに進んだ。
 感動の内に幕を閉じると思われたが、涙の西川は最後に面目躍如のセリフを用意。「この不景気の中、たくさんのご祝儀をありがとうございました。これで4000万円は回収できました」とニヤリ。「4000万円」だけは忘れていないようだった。

 ≪福本氏とは≫福本氏は東京都出身。日大一高、東北福祉大、社会人デュプロの野球部で活躍したスポーツマン。自民党の平沢勝栄衆院議員(64)秘書、葛飾区議を経て、07年の参院選に自民党から比例代表で出馬したが落選した。披露宴には大学時代の恩師、同級生らが多数出席。仲人は元巨人の桑田真澄氏(41)夫妻が務めた。桑田氏の弟と福本氏がゴルフ仲間という縁だった。

 ▼主な出席者 爆笑問題、テリー伊藤(60)高橋ジョージ(51)デーブ・スペクター(55)中山秀征(42)八代英輝(45)亀田大毅(21)川島なお美(49)国生さゆり(43)梅宮アンナ(37)眞鍋かをり(28)山本モナ(34)TBS青木裕子(27)フジテレビ高島彩(30)日本テレビ宮崎宣子(30)。(順不同、敬称略)

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2010年2月15日のニュース