千葉真一・野際陽子の一人娘と深作Jrが“タッグ”

[ 2010年2月8日 06:00 ]

 故深作欣二監督の長男で同じく監督の深作健太氏(37)と、元夫婦である千葉真一(71)野際陽子(74)の一人娘で女優の真瀬樹里(35)が、時代劇再興に向けたプロジェクト「JSJ」を旗揚げした。第1弾として激しい殺陣が繰り広げられる舞台「紅峠(くれないとうげ)」を上演する。

 監修役の健太氏は「死ぬまで、どれぐらい作品を手掛けられるか分かりませんが、時代劇にも積極的に取り組みたい」と声に力を込めた。
 欣二氏は「仁義なき戦い」シリーズなどで名高いが、千葉主演の「柳生一族の陰謀」など時代劇のヒット作も手掛けている。主演する真瀬とは旧知の間柄だが、仕事で組むのは初めて。「お互いの親が親しいため、真瀬さんとは5、6歳の時からの付き合いでしたが、これからは一緒に時代劇を盛り上げられれば」と抱負を語った。
 真瀬は幼い頃から剣術などを父から学び、米映画「キル・ビル」の殺陣を担当するなど、こちらも時代劇への思い入れは深い。「どうやら私の遺伝子は、ほとんど父親譲りなので楽しくて仕方がない」と声を弾ませた。
 10日から東京・池袋のシアターグリーンで上演される。

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2010年2月8日のニュース