“桜田門外”再現…大沢たかお「責任感じる」

[ 2010年2月8日 06:00 ]

門の前で笑顔の(左から)佐藤純彌監督、大沢たかお、北大路欣也

 俳優の大沢たかお(41)が主演する映画「桜田門外ノ変」(監督佐藤純彌、10月公開)の茨城・水戸ロケが7日、公開された。幕末の大老、井伊直弼が暗殺された事件を、実行部隊を指揮した水戸藩士、関鉄之介(大沢)を軸に描いたもの。

 “桜田門外”を、日本三名園に数えられる偕楽園に隣接する敷地にほぼ同スケールで復元。東京ドーム1個分の約1万3000平方メートルに、井伊邸から桜田門までの約600メートルを再現した。
 事件当日の1860年3月3日は大雪だったため、人工雪70トンが辺り一面を覆った。製作費は2億円で、オープンセットとしては国内最大規模。映画「男たちの大和/YAMATO」(05年)で全長263メートルの巨大戦艦をよみがえらせた佐藤監督も「初めて見たときはびっくり」。ドラマ「JIN―仁―」に続いての時代劇となる大沢は「凄い。自分でどこまで応えられるか責任を感じる」と話した。

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2010年2月8日のニュース