[ 2010年1月16日 06:00 ]

コンシェルジェのウィーンみやげ?のベートーヴェン像

 どちらの演奏が作曲家の本来の姿に近いものだったのでしょうか?

 昨年末、コンシェルジェからベートーヴェンのミニチュアの像をいただきました。ウィーン国立歌劇場にあるアルカディアというお店で買ったそうですが、ウィーンのどのお土産屋さんでもマグカップや絵葉書同様に売っている定番品だとのこと。驚いたことに、像の顔は私が知っている苦渋に満ちたベートーヴェンではなく、若々しく繊細なハンサムボーイでありました。どちらかというとエレガントなフルシャの奏でたベートーヴェンに近いように思えます。しかし、少し眉間に皺が寄っていて、ヴァンスカの描いたシャープなベートーヴェンの顔にも見えてきます…。

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2010年1月16日のニュース